MinaTo’s blog

そして灰になる

すべての恋が終わるとしても

お仕事、家事、育児、おつかれさまです。

私も疲れました。

 

今日は、心にずっと引っかかっている一冊をご紹介します。

それが冬野夜空さんの『すべての恋が終わるとしても―140字の恋の話―』です。

 

本のタイトルに一目惚れしました。

タイトルって大事ですよね。

すべての恋が終わるとしても」って、なんて切ない言葉なんだろうって思いませんか?

これだけで泣けてきます。心が泣いてます。

 

でも、同時に、未来への希望も感じられて。

 

140字っていうのも魅力的。

今の時代、SNSで短い言葉で気持ちを伝えるのが当たり前になっているけど、この本はそれを文学の世界で見事に表現しているんです。

 

140字に詰め込まれた、切ない恋心!!

 

短い言葉の中に、いろんな感情がぎゅっと詰まっていて、読むたびに新しい発見があるんです。

例えば、「初恋の相手と再会した時のあのドキドキ感」とか、

遠距離恋愛の辛さ」とか、誰しもが経験するような普遍的な感情が、

短い言葉でズシンと心に響くんです。

 

特に印象に残っているのは、

「すべての恋が終わるとしても、その瞬間までを大切にしたい」という言葉。

 

失恋って、本当に辛いものだけど、この言葉を読むと、

 

「あ、そうか。その瞬間までを大切にすればいいんだ」って、心が少し軽くなるんです。

 

140字の魔法!!

この本を読む前までは、140字でこんなにも心に響く物語が書けるなんて思ってもみなかったです。

でも、冬野夜空さんの言葉一つ一つが、まるで魔法のように私の心を掴んで離さないんです。

 

例えば、「駅のホームで、君を待つ時間が、世界で一番幸せだった」とか、

 

「もう二度と君に会えないかもしれないと思うと、涙が止まらない」とか、

 

短い言葉なのに、情景が目に浮かびます。本当に不思議です。

 

この本は、ただ単に切ないだけじゃなくて、読んだあとに心が温かくなるような、そんな余韻が残る作品なんです。

 

失恋の痛みを感じている人にも、過去の恋愛を懐かしく思い出したい人にも、

 

そしてこれから始まる恋に期待している人にも、きっと何かしらのメッセージが伝わると思います。

 

だから、もしあなたが今、ちょっと心がモヤモヤしてるなら、この本を読んで心の整理をしてみてはいかがでしょうか?